習近平国家主席は14日、人民大会堂で各国オリンピック委員会連合（ANOC）会長で、アジアオリンピック評議会（OCA）の会長でもあるサバーハ氏と会談しました。

　習主席は「ANOCは世界205の各国（地域）オリンピック委員会（NOC）をまとめる機関であり、常に団結を強め、国際オリンピック委員会（IOC）と密接に協力、調和し、各NOCの利益を守り、オリンピックの持続的で健康な発展を進めるために積極的な作用を果たしている。ANOCは、長きにわたり中国のスポーツ事業の発展促進のために積極的に貢献してくれている。スポーツは中国で重要な発展事業の1つで、中国政府はスポーツ事業を一貫して重視し、オリンピックが社会において持つ重要な役割も重視している。これまでの数年間に、中国は北京オリンピック、南京ユースオリンピックを成功させ、オリンピックに対する情熱がますます高まっている」と述べた上で、「北京市と張家口市は2022年開催の第24回冬季オリンピックの開催地として立候補した。中国政府はこれを非常に重視している。北京が冬季五輪を主催することは中国人の冬季スポーツの参加に大きく貢献し、オリンピックにも大きく貢献できるだろう」と述べました。

　サバーハ会長は「中国は大規模な国際スポーツ大会を開催する実力がある。ここ数年で、多くの重要なスポーツ大会が中国で開催された。北京五輪、南京ユース五輪は中国の誇りであり、アジアの誇りでもある。中国政府がスポーツの発展のためにしてきた支持に感謝し、北京と張家口の冬季五輪誘致が成功できるよう願っている」と述べました。（ooeiei、小山）