最高ユーラシア経済評議会と集団安全保障条約機構(CSTO)の集団安全評議会が23日、モスクワで開かれました。ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスおよびタジキスタンの6カ国の指導者が出席しました。
最高ユーラシア経済評議会終了後、ロシアのプーチン大統領は記者会見で、「今回の会議では、ユーラシア経済連合(EEU)へのキルギスの加入を認める条約が調印され、2015年5月11日にキルギスが正式にEEUの加盟国になる。EEUの拡大はEEU自身にとってプラスとなり、EEUの市場規模の拡大や新たな投資プロジェクトの創出、加盟国の間の経済貿易関係の強化などにつながる。EEUの枠組み内で2016年までに統一した医薬品市場、2019年までに統一した電力市場、2025年までに統一した石油・天然ガス市場を築き上げる計画だ」と述べました。
プーチン大統領は同日に開かれた集団安全評議会で、「現在の世界情勢は急速に変化しつつあり、古い問題の激化と新しい問題の発生に伴い、世界の安全システムに変化が起きている。これによって、CSTOの各加盟国と地域の安全を維持するには、加盟国が一致した行動を取る必要がある」と指摘しました。(洋、小山)国際・交流へ
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