中国の李克強首相は13日、カザフスタン訪問に先立ち、同国の新聞に、「中国とカザフスタンの協力が希望の野原で駆けるように」と題した署名入りの文章を発表しました。

　李首相はその中で、カザフスタン公式訪問に期待を寄せたうえで、「国交を樹立した当初、国境貿易が主な協力内容で、その規模も、影響も小さかった。21世紀に入り、二国間貿易額が20％の成長率を保ち、協力分野も拡大した。現在、シルクロード経済ベルトの構築が、より高いレベルのチャンスをもたらしている」と指摘しました。

　また、今回の訪問について、「カザフスタンのカリム・マシモフ首相と共に、2回目となる首相会合を行うほか、ナザルバエフ大統領と会談し、今後の共同協力について話し合う予定だ」と明らかにしました。（万、山下）