「ドキュメンタリー映像『南京大虐殺公文書』」は、南京大虐殺の状況について触れている貴重な公文書を整理して構成されています。その中には、南京市市民が記した日本軍の暴行の様子や、加害者である日本軍が自ら撮影した写真、第三国の人々が記述した日本軍の暴行の様子、極東国際軍事裁判および南京軍事法廷の裁判記録などが登場します。

　「南京大虐殺公文書抜粋」シリーズの第1話として、「ドキュメンタリー映像『南京大虐殺公文書』」はその中で、「南京大虐殺に関する公文書は、我々にこの歴史を深く心に刻みこませるだけでなく、揺るぎない証拠にもなっている。また、日本軍の非人道的な暴行を暴露し、人間性のかけらもない残虐な行為に永久に反対し、二度と繰り返さないように阻止することにおいて重要な価値がある。これらの公文書を活用することで、人類が惨殺について恨み、戦争に反対することになる。そしてさらに、南京大虐殺のような人類にとっての悲劇が再び起きないように努力し、世界に永久の平和がもたらされるようになる」と指摘しています。（怡康、小山）暮らし・経済へ