会員登録

 習近平主席、中央外事活動会議で外交政策を語る

2014-11-30 14:55:23     cri    

 中央外事活動会議が11月28日から29日にかけて北京で開催されました。中国共産党中央委員会総書記、国家主席で、中央軍事委員会主席の習近平氏は席上で重要な談話を行い、「中国は独自の特色のある大国外交を持たなければならない。中国の対外活動には鮮明な中国の特色、中国の風格、中国のオーラがなければならない」と強調しました。

 李克強首相が会議の進行役を務め、中国共産党中央政治局の常務委員7人全員が出席しました。

 習主席は談話の中で、「目下、そして、これからしばらくの間、中国の対外活動は全体的な国家安全観を貫徹・実行し、中国の特色ある社会主義という道を歩むこと、その理論と制度の構築に対する全国人民の自信を高め、国の長きにわたる安定と発展を守っていく必要がある。また世界各国に、中国の夢に対する理解と支持を求める。中国の夢は平和、発展、協力、ウィンウィンの夢で、我々が追求するのは中国人民の福祉であり、それは世界各国の人民に共通する福祉でもある」と指摘しています。

 さらに、「領土主権と海洋権益を断固として守り、国の統一を守っていくと同時に領土と島嶼をめぐる紛争を適切に処理していく。発展のチャンスと空間を守り、経済貿易、技術での幅広い互恵協力を展開し、深く融合しあう互恵協力のネットワーク形成に努めていく。非同盟の原則を前提に幅広く友人を作り、全世界をカバーするパートナーシップのネットワークを構築していく」と話しました。

 習主席はまた、「新しい情勢の下で外交戦略の構図を絶えず開拓し、それを深め、周辺外交をしっかり行い、周辺諸国との運命共同体を作り出していく。"親、誠、恵、容"(周辺国と親しく付き合い、誠意を尽くし、互恵原則に基づき、広く包容する)の周辺外交理念に則り、善意をもって隣国に対処し、隣国をパートナーとみなす。隣国と仲良くし、隣国を安定させ、隣国を豊かにする原則を堅持し、周辺諸国との互恵協力と相互連結を深めていく必要がある」と訴えています。

 さらに、「健全で安定した大国関係の枠組みを構築した上で、発展途上国との提携を拡大していくこと。多国間外交をしっかりと推し進め、国際システムとグローバル・ガバナンスの改革を推し進め、中国と幅広い途上国の代表性と発言権を向上させる。実務的協力を深め、シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード(一帯一路)の整備に取り組み、各国の利益の合流点を見つけ出すよう努力し、ウィンウィンの関係を実現していく。正確な『義・利』観(道義と利益の正確な判断)を着実に実践に生かし、対外支援の活動を全うする。中国の海外権利をしっかりと守り、絶えず保障力と水準を高め、保護の度合いを高めていく」と強調しました。(Yan、林)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS