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 日本の平和構築大使、海上連絡メカニズム「意味大きい」

2014-11-21 20:15:26     cri    


山中燁子特別大使

 北京で開催中の第5回香山フォーラムに出席した日本の元外務大臣政務官で、現在は日本政府の平和構築特別大使を担当している山中燁子氏は21日、中国と日本が構築を目指している「海上連絡メカニズム」に触れ、「とても意味が大きい」と述べました。

 これは中国国際放送局(CRI)記者のインタビューで述べたものです。山中特別大使は「日本と中国がこれから仲良くやっていくためには、海上のことだけでなく、何か起きそうな時や起こった時に話し合えるような常設の有識者会議を設置し、そこで良い解決方法を考え、知恵を出し合うことが必要だ」との見方を示しました。

 今年の香山フォーラムは「トラック2」(政府間の会合が第一の走路で「トラック1」と呼ばれるのに対し、それと並行して進む民間会合は「第二の走路」=「トラック2」ともいう)から格上げし、半官半民の「トラック1.5」の会合になりました。この点について、山中特別大使は「"トラック1.5"になり、政府と民間がコラボレーションすることになったので大変良い。今後も政府だけのものにならないように、常に"1.5"であり続けてほしい」と述べました。

 香山フォーラムはアジア太平洋地域の安全保障について話し合うためのもので、中国軍事科学学会の主催により2006年から2年に1回開催されています。従来は学者らの民間人が主な参加者で、いわゆる「トラック2」の会合でしたが、今年から格上げして防衛当局者も加わり、半官半民のいわゆる「トラック1.5」になりました。今回は史上最多の47ヵ国、約300人が出席しています。(文・写真:鵬)

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