習近平国家主席は7日北京で、タジキスタンのラフモン大統領と会談しました。
習主席は「両国はエネルギー、輸送、農業などの分野に重点を置き協力の新しいモデルを模索し、共に加工生産を拡大していく。我々は中央アジアを経由する中国から湾岸諸国との貿易ルートの一環になろうというタジキスタンの願いを支持し、相互連結の推進を早め、シルクロード経済帯の構築を共に推進していく。両国の法執行と安全保障機関はサイバーテロ対策と麻薬取締りにおいて密接な協力を行い、アフガニスタンなどとの連携も必要である」と述べました。
ラフモン大統領は「国際・地域情勢が複雑に変化する中、我が国の外交は中国との戦略的なパートナーシップの構築を優先する。中央アジア‐中国天然ガスパイプラインD線敷設工事の竣工を目指す。タジキスタンでは交通輸送問題が経済成長のネックとなっている。我々はシルクロード経済帯の構築に積極的に参加し越境鉄道などのインフラ整備を加速させ、『東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)』などのテロ組織の打倒において中国と協力していく」との立場を示しました。(ジョウ、林)
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