会議参加者は国家発展改革委員会や財政省、中国人民銀行の「一帯一路」建設についての企画やアジアインフラ施設投資銀行とシルクロード基金の設立に関する報告を聴取し、関係者がこれについて討議しました。
習主席は談話の中で、「『一帯一路』はユーラシア大陸を貫き、経済発展や民生の改善、危機管理などの面で、沿線の国々と中国は共通した利益を持っている。『一帯一路』は昔のシルクロードの継承とレベルアップである。そのため幅広い賛同を得ている」とした上で、「『一帯一路』の建設推進は中国の対外開放の拡大と深化に有利である。誠心誠意で沿線の国々と付き合い、約束したことは必ず実行に移すべきだ。また、中国は互恵共栄の原則にのっとって、各国と協力を進めていく。沿線の国々が中国の発展から利益を得るようにしなければならない」と強調しました。
習主席は、さらに「『一帯一路』の建設は、かぎとなるプロジェクトにまず力を入れ、できるだけはやく成果を実らせるべきだ。これも長期的な事業であり、統括と協商を通して、政府と市場の関係を的確に対応し、市場メカニズムの役割をよく果たし、国有企業と民間企業の参与を奨励していくと同時に、政府の役割を発揮させるべきだ」とし、イノベーションの理念でアジアインフラ施設投資銀行とシルクロード基金をうまく運営しなければならないと強調しました。(藍、kokusei)
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