中国の習近平国家主席は29日、アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス大統領と電話会談をしました。

　習主席は「中国はアルゼンチンとの全面的戦略パートナーシップを非常に重視しており、両国の協力を推進するという願望と決意ははっきりしている。11月にブリスベンで開かれるG20首脳会議期間中に大統領と改めて会談できることを期待している」と述べました。

　一方、フェルナンデス大統領は「今年7月、習主席はアルゼンチンを公式訪問し、アルゼンチン国民に深い良いイメージを残した。我々は両国の全面的戦略パートナーシップの樹立を共同で発表し、かつ中国企業がアルゼンチンの原子力発電所の建設に参与することなどの協力プロジェクトについて共通認識に達した。アルゼンチンは中国と交流を強化し、両国関係の発展を推進していきたい」と述べました。（玉華、小山）