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 李克強首相、FAO本部で講演

2014-10-16 13:22:29     cri    


 10月16日は「世界食糧デー」に当たり、中国の李克強首相は現地時間の15日午前、FAO=国連食糧農業機関本部で講演を行い、中国の農業発展政策や食糧安全における努力などについて紹介しました。これは、中国の首相にとって初めてのFAO本部訪問と講演の発表となります。

 李首相は講演の中で、中国が貧困撲滅事業で積み重ねた経験や今後の努力の方向性について紹介し、「30年前中国で実施された改革開放は農村から始まり、30年来、中国の食糧生産量は3億トン余りから6億トン以上に上り、国民の衣食問題を解決した」と述べました。

 いま、世界ではなお8億人以上の貧困人口があり、いかに農業を発展させて貧困と飢餓をなくすかはグローバルな課題であり、人類が共に背負っている共通の責任です。これについて李首相は「国際社会は手を取り合って発展途上国、特に後進国の需要に注目し、貿易保護の度合いを下げながら、後進国への農業技術・資金援助を拡大するよう呼びかけました。さらに、農業の南々協力を支援するため、今後5年間、中国政府はFAOに5000万ドルを寄付し、国連世界食糧計画(WFP)と国際農業開発基金(IFAD)への支援拡大を発表しました。(10/16 Lin,林)

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