北京市発展改革委員会の23日の発表によりますと、現在、北京市公共交通機関の料金制度改革に関する方針と原則がほぼ確定され、近いうちに料金調整の公聴会を開催するということです。これまでに募集した意見では8割以上の人が「一定間隔で料金が上がっていく」案に賛成しています。

　北京の地下鉄は2007年10月より2元の全区間均一料金を実施しており、これまでに北京市政府は地下鉄の運営補助のために182億6000万元を投じました。

　北京市発展改革委員会の関連責任者は「これまでの検討と議論を経て、現在、料金制度改革の方針と原則がほぼ確定された」として「料金案の制定で均一料金を止め、乗車距離が長いほど多く払うといった、より公平で合理的なメーター料金を実施する」との考えを示しました。（ヒガシ、林）暮らし・経済へ