中国国家発展改革委員会は21日、民間投資を奨励するプロジェクトの第1弾を発表しました。このプロジェクトは、交通インフラ施設や情報インフラ施設、クリーンエネルギー、石油と天然ガスのパイプライン及び貯蔵設備、現代的石炭化学工業と石油化学工業など、5大分野の80項目に及び、北京地下鉄16号線も含まれました。

　国家発展改革委員会によりますと、これら80項目のプロジェクトは、鉄道、道路、港などの交通インフラ施設や新世代の情報インフラ施設の他に、重要な水力発電・風力発電・太陽光発電などのクリーンエネルギー、石油と天然ガスのパイプラインと貯蔵設備、現代的石炭化学工業と石油化学工業の拠点などに及んでいます。同委員会は、民間資本が合弁・独資・特許経営の形式でこれらプロジェクトの建設・運営に参画することを奨励するということです。

　そのうち、北京地下鉄16号線は北京市西部の南北を貫く幹線で、豊台区宛平城から海淀区北安河まで、全長はおよそ49.8キロ、29の駅が予定されています。16号線の投資総額は500億元で、そのうち、民間資本は270億元を占めるということです。一部の駅は既に着工しており、今年末までにすべての駅が着工する見込みです。（05/22　Lin、小山） 暮らし・経済へ