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中国外務省の洪磊報道官は19日、北京で開かれた定例記者会見で、「中国とインド両国の指導者は中印関係の発展、両国の全面的な協力、国境問題の妥当な処理について重要な共通認識を達成した」と明らかにしました。
この中、全面的協力に関する共通認識の具体的な内容について、洪磊報道官は次のように述べています。
「先ず各層の交流を保ち、その戦略的な牽引の役割を果たせること。その中で、習近平国家主席は政治的相互信頼関係を強調したが、それに対してインドのモディ首相は、チベットは中国の領土であり、インドはチベット人がインドで中国に反対する政治的活動を行うことを認めないとの方針を示した。次は協力を推進すること。特に情報や鉄道インフラ、産業パーク、クリーンエネルギーなどの分野を重点とし協力水準を高めること。3つ目は、バングラディシュ・中国・インド・ミャンマー4カ国経済回廊の建設を加速させること、『21世紀海上シルクロード』と『シルク ロード経済ベルト』、そしてアジアインフラ投資銀行などの枠組み内での協力を強化すること。4つ目は、国際問題や地域問題における戦略的話し合いや連携を強化すること。その中では、国連やG20、ブリックス等多角的な枠組み内での話し合いを保ち、持続可能な発展や気候変動など世界規模の課題で協力を強化すること」となっています。
また、国境問題の妥当な処理についても双方は共通認識に達しており、最終的な解決案が出来上がるまで、国境問題が両国の関係発展に影響を及ぼさないようにそれぞれ国境地域の平和と安定を維持するとともに、早期にその解決策を見い出すために国境問題についての交渉を早く推し進めるとしています。(閣、kokusei)
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