国連のパン･ギムン事務総長は11日、ミレニアム開発目標（MDGs）の達成期限が近づくにつれ、ポスト2015年開発アジェンダの制定を急ぐよう呼びかけました。

　第 68 回国連総会におけるポスト 2015 年開発アジェンダに関するハイレベル協議が同日ニューヨークの国連本部で開かれました。開幕の挨拶に立ったパン事務総長は「ミレニアム開発目標の達成期限である2015年が近づきつつある中、国際社会は3つの課題に直面している。それはミレニアム開発目標の実現に向けてラストスパートをかけること、新たな開発議事日程を制定し、始動すること、それに気候変動協定を達成させる約束を果たすことだ」と話しました。

　また、パン事務総長は「われわれは今後枠組み作りに努め、貧困と飢餓、普遍的な教育と疫病などにおけるミレニアム開発目標の成果をさらに拡大していかなければならない」と強調しました。（ミン・イヒョウ　kokusei）国際・交流へ