ロシア駐在の李輝中国大使は中国メディア向けの記者発表会で、11日に行われる上海協力機構加盟国元首理事会第14回会議について、「会議開催中、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は2国間協議を開く予定だ。双方は実務的協力の更なる推進と拡大をめぐって意見を交わす」と述べました。

　これは、中露両国首脳の今年の4回目の会合になります。李大使は「間もなく開かれる2国間協議で、両首脳はこれまでの両国関係の推進における成果を回顧、総括し、今後の両国関係の発展、特に、経済貿易、投資、エネルギー、ハイテク、イノベーション、多国間インフラ整備、地域協力などで実務的協力を推し進めていくことについて意見を交換する」と話しました。

　さらに、李大使は「中露の全面的戦略協力パートナーシップは現在歴史上最もよい時期にある。当面の国際政治と経済情勢は複雑で変化も多く、不確定な要素も増えている。中露関係はチャンスに恵まれていると同時に、色々な課題にも直面している。双方の関係を維持し、発展させていくことは、双方の歴史的責任だ」と述べました。（ミン・イヒョウ　kokusei）国際・交流へ