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オバマ米大統領は7日に放送されたテレビのインタビューで、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する戦略などについて、10日に国民向けの演説を行うと明らかにしました。同日、アラブ連盟加盟国は「イスラム国」に対し対抗措置をとることで合意に達しました。
オバマ大統領はインタビューで、戦略は経済、政治や軍事面など多方面に及ぶ。今後数ヶ月以内に、「イスラム国」の勢いを抑制し、力を弱化させ、占領された領土を奪い返し、最終的には打破すると表明した上で、地上部隊は派遣しない考えを改めて強調しました。「イスラム国」に対する国際的な包囲網の構築を急ぐ意向も重ねて示し、「サウジアラビアやヨルダン、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコなどのスンニ派の国々に立ち上がってもらう必要がある」と語りました。
一方、アラブ連盟の外相は7日、カイロで会議を開き、共同声明を発表し、「イスラム国」などのテロ組織に対し必要な対抗措置をとると表明しました。(ooeiei、林)国際・交流へ
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