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イラクの治安悪化を受け、米国務省は12日、同国へ1280万ドルの追加支援を発表し、地上部隊の派遣を否定しました。
イラクではイスラム教スンニ派過激派組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」などの武装勢力が政府軍と交戦を続けており、主要都市のモスルとティクリートを制圧し、首都バグダッドに迫っています。
これについて、米国務省は「国連機関の予測でアンバル州とモスル市周辺の交戦により国内避難民となったイラク人はおよそ100万人に上ったという。米国は難民支援として1280万ドルを拠出する」と発表しました。
オバマ大統領は当面のイラク情勢について「あらゆる選択肢を排除しない」と述べましたが、国務省は米軍地上部隊の派遣を否定しました。 (ジョウ) 国際・交流へ
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