中国国際放送局国際オンライン（CRI 　Online）日本語版と人民網日本株式会社は26日、新たな業務提携の協議に合意し、中国国際放送局で調印式を行いました。この協議は、主流メディアが対日宣伝分野での協力を全面的に強化し、宣伝効果を向上させ、互いの長所を取り入れ、ウィンウィンを果たすことを目的としています。

　協議によりますと、双方はネットニュースリソースの転載、重大ニュースやイベントの共同企画および取材、オンライン・オフラインイベントの共催、ソーシャルネットワークプラットフォームに置ける内容拡大などの分野で協力を広げていくということです。

　中国国際放送局国際オンラインの馬為公会長と何清副会長、人民網の羅華副総裁らが調印式に出席し、今後の協力展開について熱く語り合いました。

　馬会長は席上、「今回の協力は日本語部との協力を原点とし、人民網と国際オンラインのニューメディア分野での提携を更に強化すべきだ。中国と日本の民間交流を促し、影響力を高めることに努力し、対外宣伝および市場化運営の面でウィンウィンのパートナーシップを築き、中日関係の改善に積極的な役割を果たせるよう期待している」と述べました。

　羅副総裁は、「人民網の日本語による対外宣伝は中日交流の窓口で、中国国際放送局の日本語対外宣伝は歴史が長く、経験が豊富である。双方が更なる緊密な協力関係を作り上げ、ともに中国を世界に伝えよう」という希望を示しました。

　前身が人民網日本語チャンネルの人民網日本株式会社は2008年に日本で設立され、両者の協力は当面の中日関係を改善する面において一役を買うことになります。（編集　怡康 kokusei）暮らし・経済へ