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 浙江省と遼寧省、日本軍生物兵器関連資料を公開

2014-08-14 21:09:55     cri    
 浙江省档案館と遼寧省档案館が先日、日本軍が侵略戦争中に行った生物兵器製造に関する資料を公開しました。

 抗日戦争の期間中、旧日本軍は国際条約を無視し、中国の一部地域で使った生物兵器は、現在でも現地に悪影響を与え続けています。

 被害が一番大きい地域は浙江省です。浙江省档案館は先日、一部の関連資料を全文公開しました。

 今回公開された資料は全13部で、旧日本軍が飛行機で病原菌を撒くことに関する資料と浙江省の多くの地域でペストが発生したときの状況に関する資料です。

 一方、遼寧省档案館も14日に資料を公開し、旧日本軍の生物兵器研究機関である731部隊と100部隊の人体実験により数千人の中国人が死亡したことが分りました。

 公開された資料によりますと、中国の東北地区で活動していた旧日本軍の生物兵器部隊の人数は3000人余り、一カ月あたりの細菌生産量は平均して、ペスト菌300kg、炭疽菌600kg、コレラ菌100kgです。また、旧日本軍は多くの残酷な人体実験を行い、大まかな統計によりますと、少なくとも4000人が人体実験により死亡したということです。

 「旧日本軍は敗戦後、生物兵器部隊に関する資料をほぼ焼却、廃棄したので、残された資料はとても貴重だ」と、浙江省档案館の韓李敏副館長と遼寧省档案館の里蓉館員が強調しました。(白昊、小山)

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