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 「淞滬抗戦」77周年記念座談会、上海で開催

2014-08-12 13:35:00     cri    

 8月13日は「淞滬抗戦」(第2次上海事変)77周年の記念日に当たります。これに先立ち、上海文化史界、地方史界の専門家及び有名な抗日将校・戴安瀾氏と張自忠氏の末裔100人近くが11日に上海で一堂に会し、「淞滬抗戦」77周年記念座談会を開きました。席上、「淞滬抗戦」に現れた愛国精神や中国の抗日戦争と第2次世界大戦における「淞滬抗戦」の重要な意義などについて話し合われました。

 77年前の1937年8月13日、日本軍は上海に侵入し、中国軍民と3ヵ月交戦しました。これは七七事変(蘆溝橋事変)に次いで中国が全面的な抗日戦争に入る歴史的発端となりました。

 これについて、戦争経験者である復旦大学歴史学部の余子道教授(83)は、「淞滬抗戦は中国全民族抗日戦争勃発後の初の大規模な戦闘であり、中日問題の国際化を進め、日本が狙った中国孤立の企てを阻止したほか、当時のアジア太平洋戦略の枠組みを変え、国際勢力の再編にもつながった」と高く評価しました。

 上海市政治協商会議文史資料委員会の劉建則常務副主任は、「上海市民やすべての中華民族にとって、1937年8月13日の淞滬抗戦は永遠に忘れられない歴史的な日にちだ。歴史は最高の教科書であり、永遠の清醒剤(ぼーっとした頭を覚ます薬)でもある。関連諸国は歴史を戒めに、両国人民の平和共存を図るべきだ」と期待を寄せました。(08/12 Lin,小山)暮らし・経済へ 

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