エジプト国営メディアの中東通信社によりますと、パレスチナとイスラエルは10日カイロで、エジプト時間の11日零時から始まる新たな72時間の停戦協定に合意したということです。

　中東通信社がエジプトでの交渉に参加しているパレスチナ代表団の責任者の話を引用して伝えたところによりますと、イスラエルは停戦協定を受け入れ、数時間のうちにカイロへ代表団を派遣して交渉に参加するということです。

　同日、イスラエル政府の関係者もこの情報を確認し、停戦が実現すれば、カイロへ代表団を派遣して交渉に参加する方針を示しました。

　エジプトの調停により、パレスチナとイスラエル双方は5日8時から72時間の停戦に合意したものの、8日の期限終了後、再び衝突が起きました。衝突のエスカレートを防ぐため、エジプトは新たな72時間の停戦を提唱し、10日午前パレスチナの各派に受け入れられたということです。（08/11　Lin、高橋敬）　　国際・交流へ