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パレスチナのガザ地区にある国連が運営している学校が29日に砲撃されたことについて、国連のパン・ギムン事務総長は30日、「すべての証拠がイスラエル軍の砲撃だったと示唆している」と指摘し、異例の厳しい表現でイスラエル側を非難しました。この砲撃で少なくとも16人が死亡したということです。
一方、米政府は事件を非難しましたが、イスラエル軍によるものだという見方を拒否しました。米国務省のハーフ副報道官は、総合的な調査を行い事実確認する重要性を強調しました。
ガザ地区のパレスチナ衛生部門の責任者によりますと、イスラエルが発表した4時間の人道目的の停戦中にもかかわらず、現地時間30日午後6時ごろ、ガザの東側にある市場がイスラエル軍から数回の砲撃を受けたということです。17人が死亡、約160人が負傷したとしています。
パレスチナ側の調べでは、イスラエル軍の軍事行動が今月8日に始まって以降、パレスチナ人約1340人が死亡し、7600人が負傷しました。ほとんどが一般市民だということです。
一方で、イスラエル国防軍の報道官は30日の軍事行動でイスラエル軍兵士3人が死亡したことを明らかにしました。これまでにイスラエル側では59人が死亡しています。56人が兵士、2人が一般市民、1人がタイの労働者だということです。イスラエル軍の発表で、空軍が30日、ガザ地区にある40あまりの目標を攻撃したことが分かりました。(殷、山下)国際・交流へ
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