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　パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは現地時間27日、24時間にわたる新たな停戦を受け入れることを明らかにしました。停戦は現地時間27日午後2時からとなっています。ロイター通信によりますと、ハマス側が国連の調停に応じ、ガザの人々が直面している状況や、まもなく訪れる断食明け大祭などを考慮したうえで、24時間にわたる新たな停戦に同意したということです。

　パレスチナとイスラエルの衝突に関し、国連のパンギムン事務総長は報道官を通じ、人道目的としたガザ地区での停戦を24時間延長するよう双方に呼びかけていました。パン事務総長は「衝突は多くの死傷者と破壊をもたらした」と訴え、一時停戦の重要性を強調しています。

　パレスチナとイスラエルはこれまで、国連による12時間の人道目的の停戦案を受け入れ、現地時間26日午前8時から夜8時まで一時停戦しました。その後、イスラエルが停戦の4時間延長に同意する一方、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスがこれをいったん拒否していました。ハマス側は「イスラエルによる7年間にわたるガザ地区封鎖の解除につながらない」と主張していました。（07/28　Lin、山下）国際・交流へ