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 中韓、第4回国防戦略対話を北京で開催

2014-07-24 10:19:59     cri    

 第4回中韓国防戦略対話が23日午後、北京の「八一ビル」(国防部ビル)で開かれました。

 これは中国人民解放軍の王冠中副総参謀長と韓国の白承周(ペク・スンジュ)国防次官が主宰したものです。王副総参謀長は「中韓両軍は、各分野での交流と協力に著しい成果を収めている。習近平国家主席がこのほど韓国を訪問し、パク・クネ大統領と多くの共通認識に達し、両国関係発展の方向性を明確にした」と述べました。

 これに対し、白国防次官は、習主席の韓国訪問を高く評価したうえで、「両首脳が合意した共通認識を着実に実行し、ハイレベルの往来や戦略対話、青年将校など各レベルでの交流を進め、軍事教育訓練など各分野での実務的な協力を拡大するとともに、相互理解を深め、両軍関係の更なる発展を進めながら、両国戦略協力パートナーシップの内容を絶えず充実させていく」との考えを示しました。

 また、王副総参謀長は、中国とアメリカによる「新しい形の大国関係」と新しい形の軍事関係の構築について説明しました。日本の安倍政権の政治的な右翼化に対する認識や朝鮮半島問題、釣魚島問題、南海問題での中国の立場を説明したうえで、韓国を含む周辺諸国との意思疎通を強め、朝鮮半島を含む地域の平和と安定、発展と繁栄を共に維持していくよう期待を寄せました。

 これに対し、白国防次官は地域の安全情勢についての韓国の見方や地域の平和と安定維持に払った努力を説明しました。中国が朝鮮半島問題で果たした積極的な役割に感謝を表し、日本政府が時代遅れで間違った歴史観を持ち、防衛策略を大きく見直したことに憂慮を示しました。

 会議後、双方は中韓国防省の直通電話を設置する覚書に調印しました。(07/23 Lin、山下)国際・交流へ

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