中国の習近平国家主席が韓国を公式訪問したことを受け、海外のメディアは両国首脳の会談結果について、「両国関係の発展に重要な意義をもたらした」と高く評価しています。
AP通信は社説で「中韓両国は1992年に正式に国交を樹立した。習主席の今回の訪問は、韓国との経済貿易関係を重視して出た行動で、中国は朝鮮半島の平和と発展を期待している旨も伝えた」と述べました。
ロイター通信は3日の報道で、「中国は韓国の最大の貿易パートナー国だ。韓国側の発表では2013年の双方の貿易額は2000億ドルを超え、韓国と日本及びアメリカとの貿易総額を超えている。両国の首脳会談はビジネスと外交における連絡を強化することに重点を置き、中韓自由貿易協定の交渉が重要議題である」と伝えました。
『ニューヨーク・タイムズ』は「中韓関係は一貫して友好を保ち、毎年多くの中国人観光客が韓国に訪れている一方、多くの韓国人留学生が中国で学んでいる。更に、ほとんどの韓国企業が中国市場を重視している。習主席の今回の訪韓は、熱い両国関係をより熱くさせる形となった」と評価しました。
アメリカの『タイムズ』誌は4日、ウェブサイトに掲載した評論で「中国と韓国は経済発展と周辺外交で多くの経験を共有することができる。また、直面している共通の問題もあるが、これは両国の協力に向けて良い基礎を提供することになるだろう」としました。
韓国の峨山政策研究院の行った民意調査の結果によりますと、調査を受けた2100人の韓国国民のうち、3分の2以上が「パク政権で中韓関係が改善された」と答え、韓国国民の中国に対する高感度も過去最高を記録したということです。(劉叡、小山)国際・交流へ
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