イラン核問題をめぐる協議がウィーンで行われ、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国とイランは3日、2日間に渡る集中協議を終えました。現在、6カ国はウラン濃縮能力などにおける問題でイランと対立が残っているものの、20日までに最終合意を目指すとしています。
中国代表の王群外務省軍縮局長は3日、メディアに対し「最終合意の期限が近づいている中、今が最も重要な時期だ。2日以来、各当事国は多国間及び二国間の交渉を多く行い、良い環境作りをしてきた。各当事国がいち早く最終合意に達することを期待する」と述べました。
王局長は続けて「最後の協議では一般的に多くの困難と試練にぶつかり、紆余曲折を経ることが多いことから、各当事国は更に努力する必要がある。中国は、最終合意に向けて積極的な努力をしていきたい」と意気込みを話しました。
集中協議に参加したアメリカ高官は「対立は依然として存在し、交渉は難航している。アメリカはウラン濃縮などの核心的問題において譲歩しない。ウラン濃縮活動は、非常に限られたものにするべきだ」と述べました。(劉叡、小山)国際・交流へ
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