中国の習近平国家主席は30日人民大会堂で、インドのアンサリ副大統領と会談しました。
習主席は、「中国はインドを重要な戦略的協力パートナーと見なし、中印関係を中国外交の重要な位置に据えつけている。インドの新政権が発足したばかりだが、中国とインド側と共に、チャンスをしっかりと掴み、両国の戦略的協力パートナー関係を推し進めていきたい。双方はそれぞれの発展戦略を結びつけ、国家統治に関する経験の交流を強め、協力のポテンシャルを掘り起こし、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の建設を推進することによって、地域の発展を促していく。双方は大局と長期的な利益に着眼し、食い違いを適切に解消すべきだ。今年の中印友好交流年を機に、人的交流と文化交流を拡大し、二つの古い文明をより緊密に溶け合うよう希望している」と述べました。
習主席はまた、「このほど中国・インド・ミャンマー3ヶ国は平和共存五原則発表60周年を祝った。中国とインドは世界多極化プロセスを推進する重要な力として、平和共存五原則を発揚し、国際問題で協調を強め、世界の平和と発展を促すためにより大きな役割を発揮すべきだ」と指摘しました。
アンサリ副大統領は、「中国側と共に、平和共存五原則を順守し、交流と協力を強め、食い違いと問題を処理し、両国関係の前向きな発展を推進し、より公正で合理的な国際的新秩序を確立するために貢献したい」と述べました。(ZHL、Kokusei)
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