中国国防省の楊宇軍報道官が26日に紹介したところによると、環太平洋合同軍事演習(リムパック)の慣例では初参加の国は軍事演習の見学に止まるが、初めて艦艇を派遣してリムパックに参加する中国海軍は、主催者と協議した結果、火砲射撃、総合演習、海上安全行動、水面艦艇演習、軍事医学交流、人道主義に則った救援減災、潜水の7項目に中国海軍艦艇編隊を参加させるということです。
それによりますと、今回のリムパックには中国を含めた23カ国が参加し、中国海軍艦艇編隊は米、仏、メキシコ、ブルネイの艦船と特殊混合編隊を組み、関連項目の演習に参加します。なお、特殊混合編隊は米軍艦の統一した指揮を受けるということです。
楊報道官は「リムパックには決まった指揮系統がある。慣例では、2回以上演習に参加した国しか一定レベルの指揮官の役目を担えない。今回、中国海軍が他の四カ国とともに特殊混合艦隊を編成し、統一した指揮を受けることはリムパックの通常のやり方だ」と話しました。
楊報道官はさらに、「いま、中米両軍は新しい発展段階に入っている。双方は中米間の新型大国関係に適した新型軍事関係の構築で共通認識に達している。中国が複数の先進的な艦艇をリムパック―2104に派遣したことは、中米間の新型軍事関係の健全かつ安定的な発展を願う中国の意思の表れだ」と話しています。(Yan、小山)国際・交流へ
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