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 南京の「利済巷慰安所旧跡」に石碑が完成

2014-06-26 14:51:43     cri    


 現存する元慰安婦によって確認されたアジア最大で唯一の旧日本軍「慰安所」の建物、「利済巷慰安所旧跡」に25日、「南京市文化財保護単位碑」が建てられ、除幕式がありました。7棟(面積約2000平方メートル)ある慰安所旧跡は、今後も旧日本侵略軍南京大虐殺遭難同胞記念館の別館として、建物そのものが展示されます。

 侵略戦争中、旧日本軍は南京に慰安所40ヵ所設置していました。十数年前、西野留美子という名前の日本人学者が南京師範大学の経盛鴻教授と連絡を取り、「南京で慰安婦だったお年寄りと朝鮮で出会った。朴永心という名前で、慰安所の印象はとても広く、近くには運動場と池があり、隣には鉄道もある」と具体的に話したということです。

 2003年、中日学者の共同努力で、朴永心さんが南京に赴き、利済巷2号が昔の「東雲慰安所」だと確認されました。そこは利済巷18号の「故郷楼慰安所」の旧跡と「利済巷慰安所旧跡」となっています。

 文化関連部門は、利済巷慰安所の旧跡に関する歴史の資料をまとめ、具体的な展示計画を作成しています。展示によって旧日本侵略軍の暴行を明らかにしていくということです。また、来年からアジアに向かって展示する文化財の募集も行う方針です。(Yin、山下) 暮らし・経済へ

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