中国商務省の沈丹陽報道官は17日、今年の中国の消費市場は基本的に穏やかで、「より良くなる」、「よい方向に向かって成長し続けていく」と表明しました。
内需情勢を評価する重要なシグナルとなる国内の消費市場が広く注目を集めています。統計では今年5月の消費財の小売り総額は2兆1250億元で、前年同期比12.5%名目成長率に達しました。
これについて、沈報道官は「マクロ経済の穏やかで良い方向に向かって成長しており、消費市場は更に回復する」との見込みを示しました。その理由について、今年5月までの社会消費財小売り総額の成長スピードが絶えず速くなっていること。改革の進化、政策の簡素化と権力の下部への移譲、穏やかな就業率が消費を促す内的原動力となっていること。情報消費と養老消費を拡大するために打ち出されたバラック住居の改修や、中小企業の融資支援、中西部の鉄道建設の強化などの政策はいずれも消費成長を支えていくこと、などです。
このほか、ネットショッピングや、新型電子製品など新たな消費のホットスポットは消費の成長を促しています。2013年、中国のネット小売り総額は1兆8500万元に達し、アメリカを超えて世界最大のネット小売り市場となりました。商務省が今年5月、5000社の小売り企業を対象にした統計によりますと、ネットショッピングは前年同期比32.5%増で、百貨店、スーパーマーケット、専門店と比べ、それぞれ27.1ポイント、25.9ポイントと24.5ポイント上回ったということです。(Katsu、山下)暮らし・経済へ
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