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アメリカ国務省のサキ報道官は11日「ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州でこの日行われた住民投票はさらなる分裂と混乱を招くことから、アメリカとしてはその結果を認めない」と発表しました。
ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州では11日、計画通りに住民投票が行われました。
これについて、サキ報道官は声明を発表し「ウクライナの法律によれば、両州の武装分裂勢力が行った住民投票は不法なもので、しかも、国際法に違反し、その上、ウクライナの領土保全を損なうものだ。ロシアがその影響力で住民投票を阻止できなかったことに対し、アメリカ側は失望を感じている。ロシア軍はまだ撤退していない」と示しました。
サキ報道官はまた「ロシア側は4月17日に行ったウクライナ危機をめぐるジュネーブでの会談で約束した内容を守り、プーチン大統領が今月7日に発表した声明を厳守するよう」呼びかけ、さらに「もし、ロシアの指導者層がウクライナ東部の安定を損ない続け、今月25日に予定されている大統領選挙を妨げれば、アメリカは措置を講じて、ロシアにより大きな代償を払ってもらう」と明らかにしました。(Yin、kokusei)国際・交流へ
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