1122
|
中国の習近平国家主席は5日、北京で開かれた中国・アラブ諸国協力フォーラム第6回閣僚級会議で、「中国とアラブ諸国は持って生まれた親近感があり、シルクロードが昔から、中国とアラブ諸国を繋いでいる。双方は互いに尊重し合い、信頼し合う良い友、パートナーである。中国はアラブ諸国と共に、各自の民族を振興する道を歩んでいきたい」と述べました。
習主席はアラブ諸国代表団団長と会談した際、「アラブの友に対して、中国は4つのことを堅持する。第1に中東の和平プロセスを支持し、アラブ民族の合法的な権益を擁護する立場の堅持。第2に問題の政治的解決を進め、中東の平和と安定を促進する方向の堅持。第3に中東が自ら発展の道を模索することを支持し、アラブ諸国の発展を支援する理念の堅持。第4に文明的対話を進め、文明的な新秩序提唱を追求することの堅持である。」と述べました。
また、習主席は、「中国はシリアの人道的状況に関心を寄せ、同国の人道的困難を緩和するため、ヨルダンとレバノンなどにいるシリア人難民に再度、人道的援助を提供するつもりだ」と述べました。
クウェートのジャービル首相、今回会議のアラブ側の議長を務めるモロッコのメズアール外交・協力大臣は会談の中で、「アラブ諸国と中国の友好の前途は明るい。アラブ側は中国と共に、アラブ諸国・中国協力フォーラムを発展させ、『シルクロード経済帯』と『21世紀の海上シルクロード』の建設に力を尽くしたい。また、テロリズムを共同で取締り、世界と地域の平和と安定を維持していきたい」と強調しました。(玉華、高橋)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |