中国の習近平国家主席は21日上海で、「総合的な安全保障とは、伝統的分野と非伝統的分野の安全保障を統合して維持することだ」とし、テロリズム・分離主義・宗教的急進主義に対して、容認ゼロの姿勢で臨まなければならないと強調しました。
アジア信頼醸成措置会議(CICA)第4回サミットは21日上海で開催され、会議を主宰した中国の習近平国家主席が『アジア安保理念を積極的に樹立し、安保協力の新局面を共同で創出しよう』と題する基調講演を行いました。
習主席は、「アジアの安全保障問題はきわめて複雑であり、人々に注目される敏感な問題もあれば、民族的・宗教的な矛盾もある。その歴史的な経緯と現実的な情況を全面的に考慮した上で、様々な面に配慮した総合的な対策を講じて、地域の安全保障に関するガバナンスを推進していくべきだ」と述べました。
また、テロリズム・分離主義・宗教的急進主義については、習主席は容認ゼロの姿勢で取り組み、国家と地域の協力を拡大し、取締りを強化する姿勢を示しました。(ZHL、大野)
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