米商務省は反補助金調査の仮裁定を結果を発表し、中国から輸入される化学製品の次亜塩素酸カルシウム(漂白消毒に使用されるカルキさらし粉)が中国政府から規定を上回る政府補助金を受けていると認定し、反補助金関税の課税を検討しているとしました。
米商務省は同日発表した声明で、中国から米国に輸入される次亜塩素酸カルシウムは政府から71.72%の補助金を支給されており、2%という許容範囲を上回ったと表明しました。米国は補助金の比率を発展途上国に対しては2%以下、先進国に対しては1%以下にするよう求めています。現在の予定では、米商務省と国際貿易委員会(ITC)がそれぞれ9月と11月に調査に対して最終判決を下すことになっています。
中国商務省はこれまで、保護貿易に反対するとの確約を米国政府が順守し、自由で開放的かつ公正な国際貿易環境を共に擁護して、より理性的な方法で貿易摩擦に対処するよう、再三表明しています。(ZHL、大野) 国際・交流へ
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