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米国太平洋空軍のハーバート・カーライル司令は5日ワシントンで、「米国は太平洋に新しく軍事基地を建設する予定はない」と表明しました。
これはカーライル司令が同日ワシントンのシンクタンク・米国戦略国際問題研究所(CSIS)での講演で述べたもので、カーライル司令は、「米国の軍事費が強制歳出削減の脅威に直面する中、アジア太平洋でのプレゼンスを強化するため、同盟国やパートナーとの連携を緊密にしなければならない。米国は日本や韓国に軍事基地を持っており、現在は、南アジアや東南アジアの国々との協力を強化しようとしている。具体的には、フィリピンとの防衛協力を拡大し、シンガポールやタイとは防衛協力を継続していく。しかし、太平洋に軍事基地を新しく建設する予定はない。駐留軍の再配備によってこの地域でのプレゼンスを維持していく」と話しました。
カーライル司令はさらに、「米中は空軍の交流を進めており、去年、米国のウェルシュ空軍参謀総長が米国空軍の首脳としては15年ぶりに中国を訪れた。米中両軍の協力は建設的で実質的な内容に及んでいる」と述べました。(05/06 Lin、大野)国際・交流へ
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