20140422新闻第四条
|
米ホワイトハウス国家安全保障会議のメデイロス・アジア上級部長は21日、オバマ大統領がまもなくアジア歴訪を開始することについて、「オバマ大統領の今回の訪問の目的が、中国を封じ込めることにあるのではないかとの疑問が、アジアにあることに注意している。答えはノーだ。米国にとって、5000億ドルもの貿易額を持つ中国を封じ込めるはずなどないし、何の意義もない。米国と中国は、より互いの共通利益に注目すべきである」と述べました。
フィリピンとの防衛協力について、メデイロス上級部長は、「米国は地域諸国と、防衛協力を拡大する方法を検討している。ASEAN・東南アジア諸国連合との関係を深めるとともに、米国は中国とも非常に建設的な関係を保っていく」と話しました。また、南海問題については、「いかなる国であっても、恐喝や脅迫、侵略による紛争解決には反対する。中国とASEANは『南海行動準則』を協議しているが、このメカニズムは地域問題を解決するために建設的な枠組みをつくることができるだろう」と述べました。
さらに、釣魚島問題については、「問題解決の最善の道は中日対話を進めることであり、米国は引き続き、これを支持する。中日は相違した意見や考えを平和的に解決すべきだ」と述べました。(玉華、山下)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |