消息を絶ったマレーシア航空機の捜索について、中国海上捜索救助センターの情報では、12日午後3時の時点で、、正確な情報は未だ入っていないということです。オーストラリアのアボット首相は、「不明機の捜索は相当長い時間がかかる」との見方を示しました。

　捜索は、オーストラリア西側の海域を東西の２つに分け、西側を中国艦船が、東側をオーストラリアやイギリス、アメリカ、マレーシアなどが担当しています。　

　訪中しているアボット首相は12日、「不明機のブラックボックスから発信しているものと思われる信号は衰弱しつつある」と述べました。さらにアボット首相は探知された信号について、「不明機のフライトレコーダーからのものと確信している」との見解を改めて示すと同時に、捜索の困難さを強調し、相当長い時間がかかるとの慎重な姿勢を見せました。（怡康、山下）国際・交流へ