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　中国外務省の洪磊報道官は10日の定例記者会見で、消息を絶ったマレーシア航空機の捜索状況を紹介した際「現在、ブラックボックスの捜索が鍵となる時期に入り、中国海軍は全力を上げている」と話しました。同日、豪空軍のP-3オリオン哨戒機が豪海軍の洋上支援船「オーシャン・シールド」付近で再びブラックボックスが発したとみられる音波を探知したことを明らかにしました。

　4月10日現在、船舶9隻（ヘリ6機搭載）が南インド洋で54.4万平方キロにわたり捜索を続けています。中国海上捜索センターの手配により、通りかかった商船がインドネシアとオーストラリアから西の海域で16万5401平方キロにわたり捜索にあたりましたが、いずれもマレーシア機につながる漂流物は見つかりませんでした。（ミン・イヒョウ）　国際・交流へ