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エイモス事務次長はこの日、レバノンのスレイマン大統領、サレム首相ら政府高官と会談し、シリア難民がレバノンにもたらす影響やレバノンとシリア難民への援助などについて集中的に討議しました。
会談後、エイモス事務次長はメディアに対して、「シリア危機はすでに4年目に入った。これまで、レバノンは合わせて100万人のシリア難民を受け入れており、そのうちの半分は子供である。国連は、こんなにも多くのシリア難民を受け入れたシリア政府と国民に感謝する」としました。その上で、「大量のシリア難民の流入はレバノンの経済や医療、教育などに対して巨大な圧力となっている」と指摘しました。
また、国連難民高等弁高官事務所が3日に発表した声明によりますと、2011年3月にシリア危機が発生して以来、当事務所に登録されたレバノンに避難したシリア難民は100万人を越え、レバノンの全人口の四分の一を占めるまでになっています。これによって、受入国のレバノンでは、様々な資源が急速に減少しつつあるということです。(Katsu、高橋)国際・交流へ
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