国連の中央アフリカ問題国際調査団は10日、中央アフリカ共和国のバンギへ向かい、現地の武力衝突における人権及び国際法の侵害問題について調査を行います。
調査団のムナ団長は同日の記者会見で、「スケジュールは2週間で、中央アフリカの関係各方面と面会するほか、一般住民から事情を聞き、調査結果報告書を国連安保理に提出する」と明らかにしました。
中央アフリカ共和国で部族虐殺が起きる可能性があるとのうわさに対して、ムナ団長は「現地の安全状況が複雑で、社会秩序を維持する軍隊や警察官などが不足している。部族間の恨みを煽るデマが相次いでいるが、部族虐殺が起きるかどうかを判断するには時期尚早だ」との考えを示しました。(ZHL、山下)国際・交流へ
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