中国の習近平国家主席は26日、フランスのレオン市にあるメリュー生物科学研究センターを見学しました。メリュー・グループのアラン総裁と家族、研究センターの職員が習主席と彭麗媛夫人を熱烈に歓迎しました。

　メリュー生物科学研究センターと中国は数十年間、共同で結核の予防治療、感染防止、新発伝染病の予防抑制などの領域で協力してきました。メリュー・グループと中国の友好交流の歴史に対し、習主席は、「メリュー・グループと中国が手を結び、これほどの成果を出していることをうれしく思う。メリューが両国の友好協力に貢献してきたことを称賛する」としました。

　習主席はまた、「中国は衛生業務の改革と発展を推進しており、公共衛生と医療システムの完全な構築を第一の任務としている。中国は重大な伝染病の予防治療能力の引き上げに力を注ぎ、国民の健康水準を絶えず向上させている。中国とフランスの衛生領域における密接な交流の前景は広い。メリュー・グループが引き続き積極的に両国の衛生協力を促進し、両国各界の友好的な人々と共に中国とフランスの新たな友好の一章を切り開いていくことを希望する」と述べました。（怡康、大野）国際・交流へ