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　中国の習近平国家主席は23日にオランダで韓国のパク・クネ大統領と会談しました。習主席は「数日後、双方は韓国にある中国人民志願軍の遺骨引き渡し式を行う。これはパク大統領の努力によるもので、深く感謝している」と述べました。さらに「双方はハイレベル交流を緊密にし、中韓自由貿易協定の交渉を進め、いち早く協定を結ぶよう努力していく。また重大な国際問題や地域問題での意思疎通を保ち、共通の利益を守っていく」と語りました。

　これに対し、パク・クネ大統領は「中国による安重根(アン・ジュングン)記念館の建設や西安の光復軍駐在地旧跡での記念石設立に対し、韓国は感謝している」と述べた後、「韓中戦略対話や人的文化交流共同委員会などのメカニズムを推し進め、韓中自由貿易協定の交渉をいち早く完成させ、両国関係の更なる発展を図っていきたい」と期待を寄せました。

　このほか双方は朝鮮半島情勢などについて意見交換しました。（03／24　Lin、吉野）