ユン・ビョンセ外相は、「戦争或いは武力衝突で女性に対して性的暴力を振るう行為は、人権を激しく無視した行為で、戦争罪、反人類罪に問われるべきだ。これは国際社会の共通認識でもある」と述べました。

　また、「慰安婦問題は日本と韓国、中国、東南アジア、オランダなどの被害国との間だけの問題ではなく、人類共通の普遍的な人権問題であり、現在も未解決の問題だ。国連だけでなく、米国やオーストラリア、カナダ、オランダ、欧州連合（EU）などの議会も、旧日本軍の慰安婦問題解決の重要性や、それが急務であることを強調している」と語りました。

　さらに、「日本政府は慰安婦問題を認め謝罪した河野談話の正確性について再調査を実施。また一部教育分野の政治家からは慰安婦問題は捏造との発言もあった。これは、元慰安婦の尊厳を踏みにじる非人道的、反人類的対応であり、国連の人権保護体制に対する挑戦だ」と述べました。（ooeiei）　国際・交流へ