ロシア外務省のルカシェビッチ報道官は23日、「日本の一部の政治家は、第2次世界大戦で日本軍が多くの国から女性を強制的に『慰安婦』として従事させた恥ずべき行為を繰り返しごまかし、弁解している。中でも大阪市の橋下徹市長の一連の発言は特に侮辱的だ」と指摘しました。
ロシア外務省のウェブサイトで、橋下市長の発言について、ルカシェビッチ報道官がノーボスチ・ロシア通信社の取材を受けた際の内容が同日掲載されました。ルカシェビッチ報道官は「最近の日本の政治家の歴史問題に対する発言が、民族主義的なものが横行している点に、ロシアは注目している。日本の一部の政治勢力は第2次世界大戦の結果を認めず、自分たちの偏見に満ちた歴史の評価を日本国民に押しつけようとしている。このような偏見に満ちた評価は、世界が受け入れているものに反している」と述べました。(劉叡、山下)国際・交流へ
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