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 日本の村山元首相、韓国で慰安婦被害者と会見

2014-02-12 16:32:32     cri    

 日本の村山富市元首相は11日、韓国の革新系野党・正義党の招待を受けて韓国を訪問し、正義党議員が主催する「日本軍慰安婦おばあさん作品展示会」を見学し、元慰安婦と面会しました。

 村山元首相は慰安婦の被害者に「お達者で」と挨拶しました。被害者の1人は村山元首相に、2004年に亡くなった元慰安婦女性・金順徳さんが描いた絵『咲かなかった花』を贈りました。同行した正義党の鄭鎮珝議員によれば、この作品を見た村山氏は沈痛な表情だったとのことです。

 村山元首相は11日、正義党が開いたレセプションで「『村山談話』は日本にとって前向きな発展の基盤で、誰も否定することはできない」と述べ、村山談話を発表した経緯について「日本が発展するにはアジア諸国の信頼を得なければならない。あの時は第2次世界大戦の終戦50周年をきっかけに、日本を混乱させている歴史の難題を解くことを望んでいた。日韓関係が緊迫している状況だからこそ、『村山談話』を忘れてはいけない。両国は談話の精神を貫き、相互信頼を構築するべきだ」と話しました。

 今年90歳の村山元首相は首相在任中の1995年8月15日に『村山談話』を発表し、第2次世界大戦中の日本の植民地支配について反省と謝罪を表明しました。村山元首相は、「日本の歴代首相は『村山談話』の精神を継承してきた。安倍首相は1回目の任期中には認めたが、第2次安倍内閣になって新しい談話を発表して『村山談話』に取って代わろうとしている」と述べました。(Yin、大野)国際・交流へ

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