第12期全国人民代表大会第2回会議の傅瑩報道官は4日の記者会見で、「中国はこれまである隣国、ある国を敵に回したことがない。中国はその自身の歴史や経験から、平和を守るためには実力が必要だと認識している」と述べました。

　傅瑩報道官は、「平和発展の道を歩んできた中国のやり方は成功し、正しいものだと証明されている。この点については我々は揺るがない立場を持っている。中国の憲法は国防力について明確な決まりがあり、それは祖国を守り、国民の身の安全と生産活動を守るためである。この点から見れば、中国の国防力は防御的なものだ」と示した上で、「一国の国防力、またその国の発展を評価するには、主としてその国の政策の方向を見なければならない」と述べました。（ZHL、Kokusei）