今月5日に亡くなった南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領する追悼する式典が10日、ヨハネスブルク郊外のサッカー競技場で行われ、雨が降る中、90を超える国の首脳や政府高官、及び10万人ほどの南アフリカの民衆が参加しました。

　式典の司会を務めたアフリカ民族会議（ＡＮＣ）のシリル・ラマフォサ副議長は挨拶し、「マンデラ氏の『自由を求める長い道のりが止まったが、我々の道は始まったばかり』」と述べました。

　また、パン・ギムン国連事務総長、ズマ・アフリカ連合委員長、オバマ米大統領がそれぞれ弔辞を述べ、マンデラ氏の功績を称えました。追悼式では、オバマ米大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長が握手を交わす一幕がありました。

　中国の李源潮国家副主席が習近平主席の特別代表として追悼式典に、弔辞を述べました。（ZHL）国際・交流へ