病院の前で、治療中のマンデラ氏の回復を祈る南アフリカの国民
入院中の南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が18日、95歳の誕生日を迎えました。これに先立ち、同大統領の娘であるジンジさんは17日にメディアの取材を受けた際、マンデラ氏の病状について「1ヶ月間続いた危篤状態を抜け、現在は安定している。ベッドでテレビを見たり、手を上げたりすることができる」と述べました。
マンデラ元大統領は肺の感染症再発のため6月8日から首都プレトリアの病院に入院していました。2週間前には病状が悪化し、生命を維持する医療器具に頼る状態に陥っていました。南アフリカ政府はこれまで「重篤ではあるが安定している」と説明していました。
7月18日はマンデラ元大統領の誕生日であると同時に国連が定めた「ネルソン・マンデラ国際デー」で、パン・ギムン事務総長は現地時間の17日に声明を発表しマンデラ氏に祝意を伝えた後、人々が実際の行動をとり、同氏に関心をよせるよう呼びかけました。(万、吉野) 国際・交流へ
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