中国人民銀行（中央銀行）はこのほど、「第3四半期の支払・決済システム全体の運営状況に関する報告書」を発表しました。

　それによりますと、今年に支払・決済システムの運営は平穏で社会資本の取引規模が拡大し続け、支払・決済業務が速い成長を維持し、取引頻度が上がり、小売業者向けの決済サービス市場は完備されつつあり、新しい支払い手段の利用が一般的になっているということです。

　第3四半期に、電子決済の業務件数は66億6300万件となり、決済金額は282兆9900億元に上り、去年同期よりそれぞれ28.03％と32.10％増えました。

　そのうち、モバイル端末を使った決済件数は4億9800万件に上り、決済金額は2兆9000億元に達し、去年同期よりそれぞれ300.97％と490.20％増えたということです。（ジョウ）暮らし・経済へ