記念写真
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第29回北京日本語教師会杯日本語スピーチ発表会が11月23日、北京市内の日本大使館広報文化センターで開かれました。会場には、中国駐在日本大使館の齋藤法雄公使のほか、日本国自治体国際化協会北京事務所やNTTドコモなどの日系企業からなる13人の審査員、清華大学や北京第二外国語学院、国際関係学院など16校から180人の大学生が集まりました。
齋藤法雄公使
齋藤法雄公使は会場で、「北京では日本語スピーチ大会やコンテストが、年に数回開催されているが、日本大使館での開催は今回が初めて。言葉を学ぶということはその国を理解するのに最も有効な手段の1つだ。皆さんのような元気な若者が一所懸命に日本語を学ぶことは、我々にとって大変心強い。さらに、日本語や日本に対する関心や興味を深めていただき、今後様々な分野で日中両国の相互理解と相互信頼を深めるための懸け橋になって活躍されることを心から期待している」と挨拶しました。
スピーチで心を掴まれる審査員や来場者
今回の発表会は、北京市及び天津市の日本語を学習する大学生41人が出場し、AからEまでの5つのグループに分かれ、それぞれ日本語で1分間のスピーチを披露しました。審査員は、スピーチ内容、発音、日本語の表現力などを基準に評価し順位を決定します。
参加者のほとんどは、2年以上の日本語学習の経験があり、発音やアクセントはもちろん、来場者へ伝える表現力や文章力もなかなかのものです。スピーチのテーマは中日関係や家族への思い、中日漢字の違い、成功率の高い告白の仕方など豊富な内容で、会場を笑わせたり涙を誘ったりしてにぎやかに盛り上がりました。
MVP賞を獲得した周子駿さん(左一)と董媛夢さん
結果はMVP賞(総合最優秀賞)2人、最優秀賞6人選ばれました。(取材:馬ゲツ)暮らし・経済へ
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